クタニシールキットは手軽に九谷焼を楽しむことができるキットです。キットには「元となる白い器」と「シール」が入っています。器は「ごはん茶碗」や「花形皿」「マグカップ」など様々なものが用意されています。
シールを貼って、窯元に送り焼いてもらい完成です。大人から子供まで手軽に楽しむことができますね!
クタニシールとは
クタニシールのコンセプトは”九谷焼を「もっと皆さんの身近に」”です。九谷焼は職人が一点一点、筆で絵付けをします。そのため価格的に高値になることで、身近には感じられず、実際に窯元や生産量は昔に比べると減少しています。
クタニシールを転写
クタニシールは手書きの絵付けではなく、「転写」という技法を使用します。シールを陶器に貼り、1300度で焼くことで九谷焼が完成します。
シールと言うことで安物に感じてしまうこともあると思いますが、「転写」という技術は以前から九谷焼で使用されていました。転写を用いることで、新たな九谷焼の作品が生み出されています。さらに「転写」を「シール」と表現を変えることで、クタニシールが身近に感じられるようになりました。
ワークショップ
東茶屋街の近くにある「八百万本舗」にクタニシール専門店「KUTANI SEAL SHOP」があります。店内では自分だけの九谷焼が作れるワークショップを開催しています。
KUTANI SEAL SHOP(ワークショップ情報)
http://kutaniseal.com/?mode=f5
上出長右衛門窯
クタニシールは1879(明治12)年創業の九谷焼窯元である上出長右衛門窯の後継者「 上出惠悟」さんが発明しました。九谷焼のイメージを覆すようなポップなデザインです。その他にも伝統的な九谷焼のデザイン「笛吹」のアレンジなど、前衛的な活動をしています。
九谷焼窯元 上出長右衛門窯 http://www.choemon.com/
クタニシール(オンラインショップ)
http://kutaniseal.com/