石川県金沢市の西南部に所在する縄文時代後期から晩期にかけての集落遺跡です。

遺跡の中には環状木柱列が存在します。これは直径約60から90センチメートルのクリの巨木を縦に半分に割り、切断面を外側に向けて直径約7メートルの円形に立て並べたものになります。全国ではじめて発見されましたが、環状木柱列の用途・機能については、現在でも明らかになっていません。

金沢市でも中心街ではないためアクセスは良くありませんが、縄文時代からの歴史を感じることができる数少ない建造物の一つのため、社会見学などにどうぞ。

チカモリ遺跡公園
金沢市新保本5-47