金沢市デジタル工芸展とは

「金沢市デジタル工芸展」とは工芸作家の作品をインターネット上で楽しめる展覧会です。新型コロナウイルスの影響で、作品発表の機会が減少してしまった作家や職人を応援する形で開催されました。

金沢市内で伝統工芸や陶磁、漆、染、織、金工、木竹、人形、紙、ガラスなどの創作活動を行なっている作家や職人の作品が出品されています。

閲覧回数はなんと13万回以上!

展覧会(インターネット上)には作品の紹介画像や制作風景の動画などが公開されています。また作品のインターネットのため気軽に楽しむことができ、普段は工芸に触れる機会の少ない層にもアピールできると好評とのことです。

そして金沢市によると閲覧回数は13万回を超えたとのことです!

出品者数が200人を突破!

閲覧回数が増えるに伴って、出品作家の人数も急増し、開幕時の8人(19作品)から200人(600作品)以上に増えました。ジャンルも幅広くなり、8月31日までに430人の作品を掲載するとのことです。

閲覧者から「作品を購入したい」という声も多数あるとのことで、オンラインを上手く利用した成功事例ではないでしょうか。普段は見る機会が少ない伝統工芸の工程を見ることができるのは地元の人にとっても興味深いですね。

オフラインの工芸展では実際に触ったり現場の空気感を楽しむこともできますが、オンラインを利用するメリットもあると感じますね。来年以降も引き続き開催されたら良いなと思います。

金沢市デジタル工芸展
期間:2020年5月29日〜2021年3月31日
https://kanazawa-dkogei.com/