石川にはさまざまな企業が存在します。「石川にはこんなに面白いことをしている企業があるんだ」という思いを伝えたく、常に進化(挑戦)している石川県の企業をご紹介します。
金沢を拠点にものづくりをするクリエイター集団の「雪花 -secca-」です。職人とデザイナー、アーティストの長所を活かしたものづくりを心がけています。伝統や歴史から多くのことを活かしつつ、最先端のテクノロジーを用いた作品は手に取る人の心を動かします。
seccaのストーリーがとても魅力的です。「伝統は革新の連続なり」という言葉を大事にしています。この考えは多くのクリエイターの基本になると思っています。
seccaの作品を2点ご紹介します。
ARAS
ARASはサステナブルに取り組んだ商品です。「脱プラスチック」を目標に新素材「トライタン」を用いたカトラリー製品を作りました。
下記はそのまま伝えたい文章のためWebサイトに記載がある内容を引用しています。
トライタンは車で踏んでも割れない程の靭性があり、有害物質が溶出せず、ガラス並みの透明度から陶器のような表情まで表現の幅が広く100%リサイクルできる優れた素材です。食体験の進化と環境への配慮を両立できる可能性を感じ採用しました。
例えば、割れないからこそカトラリーの先端を限りなく薄くすることが可能で、口に入れた瞬間存在感が消えるように心地よく、さらには金属カトラリー特有の金属臭もなく、温度の伝わりも木製のもののように柔らかくなります。
素材だけではなく、人の手や口に馴染みやすい形も好感を持てます。様々なラインナップが作られており、オンラインショップで購入も可能です。ぜひ。
Singular C1_WN
全く新しい楽器を作りたいという思いで作られた「Singular C1」はネックのコア材、トップバックの振動板に新素材のFlexcarbonを採用したことで、より振動を得られる楽器になっています。金属ともウッドとも言えない中間層のような独特の音質が特徴。
C1の他にも様々なSingularシリーズが作られています。(Online shopから見ることができます。)
https://secca.co.jp/arts/singular-c1_wn
secca
https://secca.co.jp/