石川県が舞台の映画をご紹介
石川県が舞台となっている映画をご紹介します!青春からホラーまで幅広く映画が撮影されています。
黒い家
第4回日本ホラー小説大賞に輝いた貴志祐介の小説を森田芳光監督が映画化。保険金殺人がテーマのホラーサスペンスです。
一癖も二癖もある登場人物が不穏な空気を漂わせ、ジワジワと恐怖心を煽られていきます。そして観終わった後、この世で本当に怖いものは、幽霊やゾンビなんかではなく、欲にまみれた人間なのだと思い知らされます。独特なカメラワークの演出により、小説とはまた違う恐怖を感じることができます。
2007年には韓国でもリメイクされました。
金沢市民なら一回は乗ったことがあるだろう北陸鉄道浅野川線(浅電)も登場します。この電車に乗って今はなきルネスかなざわへ遊びに行った思い出があります。温泉付きのレジャーランドとして、人気を博しました。また「百万石まつり」など、金沢に住んでいた人であれば馴染みのある場所がいくつも登場するので、映画ファンのみならず、地元民の方もきっと楽しめるでしょう。
幻の光
江角マキコ主演の1995年の日本映画。能登の広大な自然を背景に1人の女性の人生を描いたドラマ。
20年以上前の映画のため、その時代の能登の景色も楽しむことができます。
皆月
1999年に公開の日本映画です。
石川県の皆月を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。
古き輪島市の情景も望めます。
ゼロの焦点
1961年公開の松本清張の長編推理小説を映画化。
太平洋戦争直後の北陸地方を舞台に連続殺人事件が描かれる。
2009年に映画化、また何度かテレビドラマ化もされている名作です。
恋する女たち
石川県の金沢市でオールロケされた、1986年公開の日本映画です。
物語は3人の女子高生の恋と友情を描いた作品。
30年前の「ひがし茶屋街」や片町スクランブル、香林坊のシネマストリートなど、古き金沢の景色を観ることができます。特に「ひがし茶屋街」は現在のような和カフェなどもなく、芸妓さんのいるお茶屋さんだけが並び、違う場所のように感じます。
野性の証明
1978年公開の日本映画。東北の寒村で大量虐殺事件が起こり、その生き残りの少女と、偶然虐殺現場に遭遇した自衛官の二人を主人公に、東北地方の都市を舞台にした巨大な陰謀を描くドラマです。
ストーリー上、東北が舞台ですが、撮影は石川県の各地で行われました。
男はつらいよ 柴又慕情
1972年に公開された、マドンナ役に吉永小百合をむかえた「男はつらいよ」シリーズ第9作目。
今作は柴又だけではなく、石川・福井の北陸の旅が充実している作品です。
雪の喪章
1967年公開の三隅研次監督が若尾文子主演で描く文芸映画。
金沢の金箔商狭山家の息子・国夫と結婚した妙子。複雑な男女関係に発展するヒューマンドラマです。